障害者こそ、意味のある人

最近、「役に立つ人よりも意味がある人が生き残る」ということをよく聞く。グーグルで検索すれば、いくらでも情報は出てくるので、詳しいことが知りたければ検索してほしい。

私が最初にこの言葉を聞いたときに思い浮かべたのが、障害者である。障害者こそが意味のある人だと思っている。

「生産性」という観点では、役に立つとは言い切れないかもしれない。ただ、一人ひとりは非常に意味のある人である。特に何か特別なことをしなくても、できなくても、存在しているだけで何かを教えてくれる。

ただ、今の社会は障害者を活かしきれていない。障害者を雇用している介護施設や保育園に行ったことがあるが、単なる清掃要員としかみていない。高度な仕事ができなくても、例えば一緒に朝礼に参加してもらう等、同じ職場の仲間としてみることもない。

GDPの数値を上げる等、経済成長ばかりを考えていた時代から、持続可能な社会を目指す時代に転換しつつある中、障害者は今後もっと注目されてくるだろう。

障害者一人ひとりの個性や特性を活かすためにも、どこかの施設に障害者だけを集めてケアするのではなく、日常的に接する環境を作る必要がある。

健常者と障害者、お互いにできることはもっとある。

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